【大腸癌の原因は肉食???本当に本当なの?】
- 株式会社 SALES AGENCY
- 2023年11月30日
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肉食の多い欧米人に大腸癌の発生が多いことから、動物性脂質や動物性タンパク質の摂取量の過多と炭水化物や食物繊維の摂取量の不足が、大腸癌の発生に関係していると考えられることが多いようですね。
確かに、西洋人には硬いウンチの便秘症の人が多いのですが、そんな事実に裏打ちされるかのように、「大腸癌が多いのは、便が大腸内に留まる時間が長くなり、便の中の発癌物質が大腸粘膜に接している時間が長くなったためである」という意見を言う人がいます。もっともらしい意見ですね。でも、本当かどうかはわかりません。しかし、確かに、疑り深い私にも、食生活の西洋化が原因のひとつであることは確かなようにも感じられますね。
とはいえ、日本人の食生活は、肉類を好んで食べる方でも、欧米人に比べれば、その実態は、かわいいものです。欧米人の菜食主義者程度ではないでしょうか。だから、日本における大腸癌の増加は、もっと、別のところに理由がある可能性もあります。
大腸癌の患者さんを手術前に調べると、5%に胃癌の合併が見られます。この、欧米人で少ない胃癌との濃密な関係は、大腸癌と食事の西洋化という、一見もっともらしいシナリオに、疑問を投げかけるのではないでしょうか。
大腸癌の患者さんの中には、手術後、肉類を一切口にしなくなる人をよく見かけますが、私は、「食事の西洋化と大腸癌の発生には、いまだ証拠なし」と、考えていますので、あえて、適度に肉類をとることを薦めています。
へそ曲がりですか。 でも、大腸癌の手術後に、偏りのある食事を一生続けるのは、見ていて忍びないです。
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